虹彩センサー

虹彩センサーとは、人の瞳の中にある本人特有のシワの形を登録しておくことにより本人認証をできるようにしたシステムです。
人の目の虹彩は眼球の黒目の外側をとりまく部分のことですが、成長をしていく過程において少しずつ形成されていくものなので、たとえ全く同じ遺伝子を持った一卵性双生児であっても一致することはありません。
そのため、現在のところ最も確実性の高い生体認証システム(バイオメトリクス)と言われています。

虹彩センサーへの登録は、まず眼球に光をあて、その反応に対して黒目部分が収縮する場合に起こるシワを感知して行います。
このときにシワの様子をカメラで撮影しておき、認証が必要な場所に来た時には同じように光を照射することにより反応の一致を確認します。
人の身体の部分の特徴を記録する生体認証システムの中では正確性が高いとともに、一人あたりに対して必要なデータ容量もかなり少なくてすむというメリットがあります。
ハイレベルな機器の導入は必要になりますが導入後の信頼性が高いことから、首都圏を中心とした重要機密を取り扱う企業のいくつかで実働されています。
今後は使用シーンが増えることにより、初期導入コストが減少してより多くの企業で導入が進むのではないかと言われています。

今後は一般企業などでも、貴重品を扱う室内への入場など利用シーンが広がっていくことが期待されています。
他にも一般家庭における鍵の代わりなどにも使われていくことになるのではないでしょうか。