赤外線センサー

赤外線センサーとは、人の目には見えない赤外線(赤外領域)を受信できる機器を設置することにより、設置エリア内での人の動きなどを感知するというしくみです。
よく夜間の風景などを撮影したテレビ番組などで対象物の動きを察知するために使用しているシーンを見かけたりしますが、人の目が見えない場所でのセキュリティ確認には大変有効な働きをしてくれます。
赤外線を使用したセンサーとしては、「近赤外線カメラ」という光による物体の存在確認ではなくエリアの中にあるものを赤外線の反射によって判別するという方法があります。
赤外線は普段は目に見えませんが、夜間などでは近赤外線カメラを用いると物体の赤外線の反射によって形状が浮かび上がるため、モノクロ画像を撮影することができるようになります。
そのため近赤外線カメラは夜間用の防犯カメラとして世界各国で使用をされており、光のほとんどないような場所に誰かが忍び込んできてもそれをすぐに察知することができます。

赤外線センサーの最新技術では、チップ式のセンサーフィルムを室内に置いておくことにより、その人の移動状況や室内での位置を的確に感知することができるようになっています。
まだ実験段階ではありますが、この技術は独居老人の無事を把握するためや室内の照明や空調を感知することができるものとして注目を受けています。
企業向けとしては、侵入検知機器を入り口や窓などに設置するという方法で導入が進んでいます。
赤外線センサーの場合、かなり小型の機器でも十分な働きができるとともに、環境に優しい素材で作れるということが大きなメリットとなっています。